旧庁舎は、昭和49年度の建築で老朽化が著しく耐震性能も低いことから、防災拠点としての消防庁舎の機能を確保するとともに、都民サービスの向上及び事務の効率化のため建て替えを行なった。
ファサードは敷地が国立公園内普通地域に該当することから、原色や光沢のある素材を避け、耐候性鋼板や杉(多摩産材)コンクリートなど自然の風合いを活かした材料選定を行った。
これらの取り組みにより周辺環境と調和した庁舎とした。
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町 |
---|---|
建築主 | 東京消防庁 |
建物用途 | 庁舎 |
延べ面積 | 1,633.60m2 |
構造 | SRC造 |
規模 | 地上4階 |
竣工 | 2017年 |