計画地は上野の湯島と広小路の中間にあり、築88年の震災復興小学校の大規模改修事業です。
改修設計にあたり、内外観の重厚な様式、空間の再生とこれからの時代に即し、ICT活用を計った教育環境の整備を設計目標としました。
内装改修において特徴的な連続アーチ形の廊下天井の美しさを実現するため、現状の設備露出配管、配線を隣接する教室天井内に納める設備計画としました。
また、最も竣工時の趣を残している音楽室、第二会議室の装飾、色彩をホール、廊下空間の基調としました。
一方、普通教室は廊下より明るい色調とし、機能的な学習空間を目指しました。






所在地 | 東京都台東区 |
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建築主 | 台東区 |
建物用途 | 小学校 |
延べ面積 | 6,279m2 |
構造 | RC造 |
規模 | 校舎:地上4階 体育館:地上5階 |
竣工 | 2019年 |