東金中学校は、庁舎や駅のある中心市街地と長閑な田園地帯に挟まれる場所に位置する。
新校舎の外観は、モノトーン調の配色で統一し、既存体育館や周辺環境との調和を図った。8角形の形状が特徴的な視聴覚棟は、杉板型枠模様で窓のない壁で構成し、校舎棟と対比させたデザインとした。
教育空間のインテリアとして、木の温もりが感じられる空間作りを目指した。学校全体の床にはフローリング、教室には木壁、廊下の天井には木製ルーバー、家具には積極的に木を採用。また、視聴覚棟の縦ルーバー壁や図書室や昇降口の家具については、千葉県産山武杉を乾燥させて利用している。
所在地 | 千葉県東金市 |
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建築主 | 東金市 |
建物用途 | 中学校 |
延べ面積 | 6,873m2 |
構造 | RC造 |
規模 | 地上4階 |
竣工 | 2016年 |